室外機の取付

この12Vクーラーは室外機を分解するか否かで作業量が大きく変わります。

ハイエースやミニバン等の大きな車で、スペアタイヤの部分に取り付ける方は

材料と工具が揃っていれば、2~3時間程度で取付可能だと思います。

室外機の取付

室外機を取付ける場所はスペアタイヤ部分です

現状、スペアタイヤは装着されていなくても車検通るので、スペアタイヤを外します

取外しはとても簡単!

このボルトを1本ゆるめると

スペアタイヤが落ちてきて外せます

スペアタイヤは上部2カ所でボルト固定されているので、この部分もゆるめ、ステーを外す
これだけで広いスペースができる
私は雪国に車で行くので、防サビ対策は必須です

シャーシブラックを塗るとこんな感じ

シャーシブラックは短時間でキレイに塗れて、防サビできるので、気に入ってます
今回はジャッキアップせずに室外機を取付けるので、室外機を持ち上げる工夫します。

室外機だけで12kg以上あるので、取付をなるべく楽したい意図もあります

そこで使用したのが支持脚

私は普段、床をフラット化させるのに、この支持脚を使っていますが

今回は室外機を持ち上げるのに使います。

なるべく高さをかせぎたかったので、

※室外機を分解せずに横置き設置する場合はコンプレッサーの向きの

関係上、ファンが上向きに設置しなければなりません。

これはファンを下向きに付けてしまうと、ホースでつながっている

コンプレッサーの中のオイルが、ラジエターやクーラー室内機の中に入りこみ、

最悪の場合、エアコンの故障します。

ファンを下向きに付けたい方は、室外機を分解して、

コンプレッサーの向きをオイルが漏れない向きに変える必要があります。

私のエブリイは設置場所が狭く、少し揺れただけで、車体に当たるので、
分解して取り付ける必要がありました

※車種によっては室外機を分解せずに取付ける方もいらっしゃると

思いますので、一旦、先にホースを接続してみます。

まず一ヵ所目

この部分のプラスチックキャップとゴム管を取除き
ナットの付いたホースを接続、これをナットで締め上げ固定します。

このホースはこの部分以外には接続できないようになっているので

接続間違いが起こらず、安心して取り付けられる

2本目の接続場所は室外機の内部にあります
カバーを外した状態
指差ししている部分の金属カバーを外す
金属カバーを外した
次にゴムカバーも外す
このホースも刺さる形状が決まっているので、接続ミスがない

格安のクーラーではありますが、こういった接続ミスを誘発しない設計は

とても好感持てますw

ホースに付属している金具をコンプレッサーにセット。

あとはボルトで締め上げるだけでOK

室外機を分解されない方はこれだけでホースの配管OK。

ハイエースやミニバン等にお乗りの方はこの方法で取り付ければ、

比較的かんたんに取付できると思います

室外機は分解しない方が、作業量が少なくなるので、

個人的には分解取付しないのがオススメです

分解取付は作るステーの数も2倍になる上に、

コンプレッサーのステーは枠組みを一から作る事になるので、

結構大変かと思います。

以下は、私が試行錯誤をしながら取り付けた際の

失敗例も含めてご覧いただきます

室外機の分解

室外機は

この部分のボルトは空回りするので、裏からもレンチをあてがい、外します
4か所のボルトを外すと、ファンが外れる
ファンが外れたら、ラジエターに付いているホースも外す
このホースを外した際、オイルが漏れることがあるので、ホースは下向きにしないよう注意する
ホースを外すと、ラジエターが外れる
外しづらいので、マイナスドライバーをつかいました
青丸の4か所のボルトを外す
ホースが上を向いていないと、オイルが漏れてくるので、ご注意ください

コンプレッサー単体の重さは5.6kg
ラジエターは約3.5kg

コンプレッサーの部分のダミーの型を作った

車体に取り付けられるかイメージしたくて
コンプレッサーを乗せるステーの方を段ボールと箱で作りました。

このダミーの型、コンプレッサーがギリギリ入る最小サイズで作りました。

指で刺している向きが下向きになるとコンプレッサー内部のオイルが漏れてくるので

上向きになるようにセットしています

このコンプレッサーの指で指している部分のボルトをゆるめると

ホースの角度を変えることができる

上から見るとこんな感じ
コンプレッサーは発熱するので、熱が逃げやすいステーに仕上げます

コンプレッサー上部もホースを取付ける際、車体に干渉しないように

高さを確保して型を作っています

コンプレッサーの下部はナットが来る位置に穴をあけ
横から見るとこんな感じで固定されるように作っていく
この型の段階ではサイズは縦20cm×横22cm×高さ23cmと仮で作りました

私は当初、ステーを使わず、赤丸部分が上にして、車体の下の床面に直接取り付けようと

考えていました

ところが、Nekpokkaに問い合わせるとこの向きで取り付けると、

コンプレッサー内部のオイルが、室内機やラジエターファンの部分に漏れて

故障の原因になるらしいので、この取り付け方は断念。

ステーを作り、赤丸部分が下向きになるように取り付けていきます。

ラジエターファンの部分のダミーの型も作成

この型の作成時には高さを決めかねていたので

縦横と突起物が分かる物を作りました
車体に仮置きしてみた

私のエブリイDA62Wは車体下スペースが狭いので、かなりギリギリ感ありますが

どうにか取り付けられそうです

車軸との距離も結構あるので、車体が上下してもぶつからない

これなら、鋼材を組合わせて作れば、どうにか室外機を取付けられそうです

今回は特殊工具をなるべく使わず、ホームセンターにある材料のみで

取付けたかったので、材料探すホームセンターの選択にもこだわりました

ホームセンターは日本全国どこにでもあると思いますが、

金属加工をやってくれる店舗はかなり限られてきます。

お店によっては切断してくれる材料に制限があったり、

金属加工、一切お断りのホームセンターもあります。

そこで見つけたのがコーナンの金属カットサービス!

コーナンは鋼板(鉄の大きい板)以外の大半の物は有料でカットしてくれます

料金は1カット55円!難しい、金属加工も安い値段で切ってもらえます

その上、店舗によっては

(※コーナン全店舗でのサービスではないので、事前に店舗に確認してください)

お客様自身でのカットは無料となってます!

私は高速切断機のような大型機械をもってないので、

これは本当にありがたいサービスですw

.

コーナンで材料を買えば、思い通りのステーが作れることが分かったので

材料が探しました

購入した材料の総額4103円。結構高い…

(※コンプレッサー部分のみの材料費です)

実はこれ、後ほどもっと安く簡単に取り付ける方法に、気付くのですが

とりあえず先に失敗例をご覧いただきます

まず選んだのがL型ブラケットLB-3-UN型穴40タイプ

これを2本組合わせ、型と合わせてみると

これは赤丸2カ所をカットすれば、そのまま使えそうです
底板の部分は2×4の金具コーナーで見つけました

赤丸部分を1カットするだけで使えそうです

2×4サポート24F2-BK

支柱の部分も2×4コーナーで見つけました

2×4サポート24A3-BK

これも赤丸部分を1カットすれば、使えます

お会計を済ませ、コーナンの加工コーナーに向かいました

コーナンの加工コーナーはとても充実していて、ボールペンやメジャーも無料で借りれます
また、安全メガネと皮手袋も無料で借りれるので、手ぶらで行っても加工できる

持ってきた型を並べて、印をつけていきます

マジックを持ってきてなかったので、ボールペンで印をつけました

支柱部分にもボールペンで印付け。

少し見え辛いですが、あらかじめ型を作っていたので、

作業がスムーズに進みます

底板部分は直接ステーに乗せ、印をつけました

カットする前に安全メガネと皮手袋を付けます!

高速切断機の使い方を店員さんに教わり、作業開始!

火花も出るので、くれぐれも注意して作業してください
1カット1分程度で切れます
板状の材料は縦にセットして切ります

切断面のバリは危ないので、バリ取りします

バリを取ると、切断面で手を切ることもなくなる

コンプレッサーを仮置きしてみます

縦横、真上、色んな角度からチェック

高さも確保できて、ホースも取り付けられるので、とてもいい感じ

ボルト固定する位置にマジックで印をつける

ステップドリルで穴あけ
底板部分にも穴あけ
穴が小さい支柱の部分は穴を拡張させて固定する
実は車体とステーの固定にこのアングルを購入していたのですが

これが大失敗でしたToT

赤丸部分のコンプレッサーが邪魔になって、手が入りませんToT

コンプレッサーとステーのスキマから手を入れ、
青丸の部分に印をつけ、車体に穴あけ、ボルト固定するのは至難の業ですToT

この課題を解決すべく再度、コーナンにやってきた
そこで見つけたのがコレ!!!

メッキアングル40L-1800 1本938円。

正直、これをエアコンの部材コーナーで見つけた時は、だいぶテンション上がりました!

実はこのアングル1本1.8mもある上に、固定しやすいようにアングル自体に

大きな横穴があいています!

ボルト固定する穴も1cmあり、M8やM10のボルトも穴あけ作業一切せずに固定できる
また、穴の長さも約4cmあり、穴の位置を自由に変えて固定できるので

車体下に現場合わせで取り付けるには、ベストな材料です

また、穴の位置が5cm単位でカットできるので、加工しやすいのも

とても気に入りました

今回私が作ったコンプレッサーステーの設計図がコチラ(実寸)

※底板部分縦幅21cmは実寸で測りました。これはボルトを止める位置で調整可能です。

・23cmステー2本(※切りやすい25cmで作っても取付可能)

・20cmステー4本

・高さ23cm以上のステー4本(※切りやすい25cmでカットしても取付可能)

・横幅30cmの天井取付ステー2本

これらを材料に余裕を持って計算しても240cmあれば

コンプレッサーのステー一式が完成できるので、180cmのメッキアングル40L-1800を2本買えば

60cm分を残して余裕を持って作る事ができます。

早速コーナンでカット。私は失敗したので、費用がかさみましたが、これから付けられる方は
ステー代2000円以内でコンプレッサー取付できます。

上の設計図を元に完成したのがコチラ
電動ドリルで穴を拡張する手間もなくなるので、作業時間も大幅に短縮できます

実際にコンプレッサーを設置してもピッタリサイズで取付できました

コンプレッサーとステーを付けた重さを量って

重さ約10kg。これはスペアタイヤとほぼ同じ重さで、後ほどファンとラジエターを取付けても

大幅な重量増にはなりません。これなら問題なく車検も通ります

実際に車体に仮置きしてみた(※車軸の上に乗っているだけの状態です)

今回穴をあける位置は修正テープで印をつけ、赤丸のラインに沿った位置で

片側4か所づつ、合計8カ所でボルトで固定します

また穴をあける位置には青い四角で囲った部分に穴をあけ、ナットやワッシャーが

車内の床になるべく突起しないように取り付けます

まずは下からステップドリルで穴をあける
上から穴をあけると、床に施工されてる樹脂のようなネバついた素材が付いてきます

が、気にせず穴をあけていきます!

赤丸8か所をご覧頂くと、全て床のくぼんだ部分に穴をあけています。

これは取り付けたボルトが突起して、フラット床等に干渉しないように気を配りました

M8ステンレス30ミリのボルトで固定します
このまま施工すると、ベルトがネバついた樹脂にめり込むことが判明

やり方を変えます

使用した材料がホームセンターで購入した角座金。一個数十円で買えます

ワッシャーを使い、運転時の振動等でボルトがゆるまないように締め上げた

高さを23cm以上とっているので、コンプレッサーを乗せていても、問題なくボルトを仕込める

※このコンプレッサー取付後、何度も運転しましたが、どこにも干渉せず

いい感じに取付できています。

引きでみるとこんな感じ。車軸までもかなり距離があるので、

車の揺れ等では車軸やデフに当たることはありません

ラジエターファンの取付

私の小さなエブリイにはラジエターファンの取付でも結構苦労しました

取付に選んだのは、ちょうどスペアタイヤが仕込まれていた部分

赤丸の部分にラジエターファンを仕込みます
分解していたファンとラジエターをボルト固定します

使用するのは先ほども使用したメッキアングル40L-1800

この取り付けもトライ&エラーの連続でしたw

実はこの施工は失敗を想定し、高さを決めかねていたので、

あらかじめ様々な高さのステーにカットしていました

失敗例から先にご覧いただきます

失敗例1。

こちらは高さを20cmで固定し、車体に合わせたのですが、高さが高すぎる上に

私のエブリイは赤丸の箇所が高くなっていて、段差でファンが斜めになってしまうので却下にした

失敗例2。

次に失敗したのがコチラ。

これは先ほどの段差問題はクリアしてくれたのですが、青丸2カ所がホース取付時に干渉。

ホースの角度を変えれないので、こちらも却下とした

失敗例3。次に高さ10cmの物でも取り付けたが、コチラは高さが低すぎて

ステー上部がホースに干渉。ホースを配管できないので、コチラも却下

動画や写真では、取付箇所が狭すぎて上手くお伝えできないので

最終的に成功したステーの設計図を書いてみました

形は結構変則的ですが、車体に合わせると、これがピッタリサイズ!
高さを15cmにしたことで、ホースの角度も自由に変更でき、取付しやすい
また、反対側の青丸2カ所部分は高さを10cmにしたので、段差で
ファンが斜めになる問題も解決できました
また、横に通した40cmのステーはラジエターの接続部に一部干渉したので
ステップドリルで穴を拡張
これでホースの取付もいい感じに取付できる
3キロはステーの重さなので、ステーは少ない方がいいです。
ラジエターファンの取付と、ホースとケーブルの配管をしやすくするために

リアバンパーを外すことにした

まずテールランプ部分を取外し
※汚れていたので、掃除しました
バンパーを取り外すと、室内機の取付は格段に楽になります。

もっと早く取り外してればと、後悔しましたw

車体下にもぐっても楽に作業できます
ラジエターファンを取付ける前に、ホースと電源ケーブルを取付けた方が

楽そうだったので、先にほーすを配管します

取り付けるのはコンプレッサー上部の赤丸部分
以前お見せした黒いゴムキャップは外しづらいので、細いマイナスドライバー等で

事前に外しやすくしておくのがオススメです

写真のように金具が仕込まれていて、取付けれる場所が決まっているので

取付ミスなく、安心して作業できる

コンプレッサーにホースをセットし
ホルトで締め上げるだけです

ホースをあらかじめ仕込んだら、ラジエターファンを取付けていきます

取付に使う穴はもとからエブリイにあいていた赤丸3カ所の穴を利用

ここに室内機の取付時にも使ったターンナットのM8サイズの物を仕込みます
WAKAI ターンナット 52A-8 TN8 入数9本

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元からある穴はターンナットが入らなかったので、ステップドリルで穴を拡張しました
実はリアバンパー前のこの部分、赤丸の箇所が空洞になっていて
スペアタイヤが仕込まれていた吊り下げボルトから手が届く場所もあるので、

手の届く範囲には普通のナットを仕込み、手の届かない中空の部分に

ターンナット仕込みます

穴あけ後はホルツのタッチペンと
シャーシブラックで全ての穴をサビ止めをしておいた
リアバンパー前は1カ所のみボルトを仕込みました
実際にボルトでファンを固定してみると、ファンの上部はホースやケーブルを仕込みやすそう
スペースがあいている

このスペースを利用して配管していきます